ワンマン ありがとう

ミホロバースデーワンマンライブ

「十八歳になるってよ。早いもんだなあ。JKブランドも残り九ヵ月。やだよ。まだ子供でいたいよ。学生のままでいたいよ。学割を使っていたいよ。大人になんてなりたくないよ。え？十八歳はまだ子供？もう大人？ん…。どっちでもええか。とりあえずワンマンライブするってよ。」

ありがとうございました！！！！

本当に楽しくて

最高の1日になりました。

本当のことを言うと

すごく怖かった。

企画ライブだってしたことないし

岡山で10人以上の集客を呼べたことないし

２時間以上ステージに立ったことがないし

不安だらけでした。

2017年6月30日に

「あ、来年ワンマンしたい！」

と、思った

2017年6月30日は

月に何本も何本もライブしてなかったけど

来年できる状況にしてやるんだ！って決めた

１年間岡山でたくさんライブして

県外でたくさんライブして

ちゃんとやる！って決めたのは

４月入ってからで

告知をしたのが

ワンマン2か月前の

4月30日、大阪　酔夏男でのライブ

ライブのMCで言ったけど

心の隅っこで

「あー。言っちゃったよ。もう戻れないよ」

って思ってた

どうやったら来てもらえるかすごい考えた

本当にずっとひとりで考えてた

何時間も何日間も

ワンマンの発表してからSOLDOUTするまでずっと考えてた

１年以上前の私は

ライブが決まると

いろんな人に連絡して

来てください！来てください！

って言ってたけど

もう今じゃ連絡しなくても来てもらえるようになったし

ワンマンは絶対に

自分から連絡せずSOLDOUTさせたいって思った

２か月の間に

岡山、大阪、東京、京都でライブして

チケット買ってくれた人がいて

そのたび本当に嬉しかった

でもなかなかSOLDOUTしなくて

本当に焦った

たくさんたくさんライブして

「今日初めてライブ見たけどすごいかっこよかった！ワンマン行きたい！」

なんて言ってくれた人もいて…

ワンマン10日前に無事SOLDOUT

本当に嬉しかった

あとは私が頑張るだけだな

楽しませるだけだな

って思った

また考えて…

考え込んで…

どうやったら楽しんでもらえるか

飽きずに最後まで楽しんでもらえるには

私にしかできないワンマン

本当に考えて

でも結局答えは出なくて

とりあえず曲の練習をひたすらして

行き当たりばったりで何とかなるんじゃないか

とか思っちゃって

当日

表町シェルターに着いてすぐ

「あ、風船欲しい」と思った

とくに理由はないけど

なんとなく風船が欲しくなった

リハしてる間にひだかくんが膨らましてくれて

桑島が膨らましてくれて

オープンギリギリまでバタバタして

あれは？これは？大丈夫だよね？

なんて必要以上に確認して

オープン

外に並んで待ってる人がいて

少し安心して

でもちゃんとみんな来てくれるか不安で

スタート５分前

集客を聴いたら半分くらいしかいなくて

「え、まじかよ。がちで？え？」

って心の中でずっと連呼してた

台風かなんかで電車が遅延してるってのは知ってたけど

そんなにみんな来ないの？

って思った

スタート少し遅らせて

みんな来たって連絡があった

オープニングアクトのひだかくんを見送って

やっとここで緊張が襲ってきて

いや、今まで緊張がきてなかったのがすごいと思うけど…

ひだかくんがおわって

戻ってきて

あ、行かなきゃ行かなきゃ

って思って

階段降りて

下向いて準備して

１曲目　　Lonely

顔上げた瞬間みんないて

たくさん人がいて

パンパンに人がいて

泣きそうになった

ちゃんと来てくれたんだって

安心した

そこからはもう一瞬で

最高の時間が過ぎていって

楽しくて仕方がなかった

音楽やってて良かった

そう思いながら歌った

正座して歌うとは自分でも思ってなかったけど

みんなと同じ目線で

友達のような距離感で

家に遊びに来てるような

そんな感覚になってもらえたかな

なにをしても笑って見届けてくれるみんながいるから

あんなに自由にできたんだと思う

最高の２時間でした。

本当にありがとう。

ずっとずっと

ひとりだと思ってた

ワンマンを決めたのも

私ひとりの意思で

考え腐ってるときもひとりで

ワンマンの準備もひとりで

曲をつくるのもひとりで

「いいのできたんやね？」って思うのも

「これは歌詞がだせぇ…」って思うのも

わたしひとりだし

脳味噌全然動かなくて泣いたし

なんでわたしはひとりなんやろって思ってた

メンバーがいれば

一緒に考えてくれるのかな

とか思ってた

でも　わたしには

いつもかっこいい写真を撮ってくれて

「遊んでたの、知ってるよ。」のMVを作ってくれて

アー写を撮ってくれて

「mihoro」のロゴを作ってくれて

ワンマンのドキュメンタリーを作ってくれて

ワンマン当日はスタッフしてくれた

桑島がいる

「オープニングアクトまかせろ」と心強い一言をくれて

真剣に音楽の話ができて

今後の先の話ができて

ライブで対バンしたらダメ出ししっかりしてくれて

時には相談のってくれて愚痴を聞いてくれる

ひだかくんがいる

口うるさいし

配信してたら邪魔してくるし

ワンマン前日は喧嘩したけど

明るくていつも側で見守ってくれる

ままんがいる

きっと居なかったら

私はギターを始めてなかったし

しょっちゅう怒られるけど

なんだかんだ見ててくれてる

ぱぱんがいる

かわいいかわいいほたがいる

あ、おにいもいる。

それに

最前で見てくれる友達

ライブに足を運んでくれて

楽しかった！

かっこよかった！

なんて、褒めちぎってくれて

笑ってくれて

私より私を詳しかったりする

みんながいる

ひとりかもしれないけど

ひとりじゃないような気がした

これからもきっとひとりだけれど

これからもきっとみんないる

わたしはこの”みんな”を増やしていく

まだまだこれからで

スタートラインにすら立ててないかもしれないけど

みんながいるから安心して

好きな音楽を続けられる

本当にありがとう。

わたし、ちゃんと18歳になれたかな？

PS.　ワンマンに来た方、チケットを見返してみてください

　　「開演」の文字が「開園」と間違えているなんて

誰か気づいただろうか。